コンクリートを美しく仕上げる「土間押さえ」ってなあに?

2025/11/11

こんにちは!株式会社大徳です!

今回は、お家の工事やリフォームで耳にするかもしれない「土間押さえ(どまおさえ)」という作業について、なるべく専門用語を使わずにわかりやすくご紹介したいと思います。

「左官工事」というと、壁を塗るイメージが強いかもしれませんが、実は床や地面を整える作業も大切な左官職人の仕事なんです!

🔨 土間押さえって、どんな作業?

一言でいうと、土間押さえとは、コンクリートを流し込んだ後に表面を平らに、そしてツルツルに、美しく仕上げる作業のことです。

コンクリートは、家を支える土台や、駐車場、玄関ポーチ、倉庫の床など、色々な場所に使われますよね。このコンクリートをただ流しっぱなしにすると、ザラザラでデコボコになってしまいます。

そこで左官職人の出番です!

  1. コンクリートを流す:まずはドロドロのコンクリートを型枠の中に流し込みます。
  2. 均す(ならす):コテという道具を使って、コンクリートの表面を平らに整えます。
  3. 押さえる(仕上げ):これが「土間押さえ」のメイン作業です。
    • 流し込んだばかりのコンクリートは水分が多く、ブヨブヨしています。
    • 少しずつ固まり始めたタイミングを見計らって、何度もコテで表面をギュッと押さえつけていきます。
    • この「押さえる」作業を繰り返すことで、表面の余分な水分や空気が抜けて、強度が高く、ひび割れしにくい、美しいツルツルの床ができあがるのです✨

⏳ なぜ、プロの技が必要なの?

この土間押さえ、実はタイミングが命なんです!

  • 早すぎると:ブヨブヨすぎて押さえの効果が出ません。
  • 遅すぎると:固まりすぎて押さえられず、表面がザラザラのままになってしまいます。

その日の気温や湿度、コンクリートの状態を瞬時に見極めて、「今だ!」というベストなタイミングで作業を始めるのが、長年の経験を持つ左官職人の腕の見せ所です。

まるで陶芸家が粘土を扱うように、繊細かつ大胆にコテを操り、一つとして同じものがないコンクリートの表情に合わせて仕上げていきます✨

🌟 土間押さえのメリットは?

土間押さえをしっかりと行うことで、こんなに良いことがありますよ!

  • 見た目がキレイ:表面が滑らかで、掃き掃除や水拭きがしやすい床になります。
  • 丈夫になる:コンクリートがギュッと締まり、強度が増します。
  • ひび割れを防ぐ:表面の小さなひび割れ(クラック)の発生を抑える効果があります。

まとめ

私たちが何気なく歩いている場所や、車を停めている駐車場の下には、こんな風に時間と経験をかけた職人の技が詰まっているんです。

株式会社大徳では、お客様に長く安心して使っていただけるよう、見えないところにも心を込めた丁寧な左官工事を行っています。

家の土台や床についてご相談があれば、いつでもお気軽にお声がけくださいね!


左官工事・コンクリート圧送工事に関するご相談や、私たちのチームで働きたいという方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!

大徳はこれからも求人活動に尽力し、随時面接採用を行っております。

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