🚀 成長の証!2年目M君、階段の「立ち上がり」仕上げに挑む!

2025/10/30

今日は、入社2年目となり、一段と頼もしくなってきたM君の現場での様子をお届けします。

1年目は平らな壁を塗る練習が中心でしたが、2年目になると、建物の構造上、より複雑な**「階段の仕上げ」**を任される機会が増えてきます。


🧱 難所への挑戦!階段の「立ち上がり」

M君が今回取り組んでいるのは、階段の段と段の間にある**「立ち上がり」**部分のモルタル仕上げです。

なぜ階段の仕上げが難しいのか?

  1. 垂直面での精度: 壁とは違い、幅が狭い垂直面に、コテで均一にモルタルを塗り付ける必要があります。
  2. 角(カド)のシャープさ: 段の上の水平面(踏み面)との境目となる**「角」**を、定規を使わず、コテだけでビシッとシャープに仕上げる技術が求められます。
  3. 作業姿勢の困難さ: 狭い階段の上で、かがんだり、無理な体勢になったりするため、体力と集中力が非常に必要です。

💡 熟練の技を盗むM君の集中力

M君は、垂直面に材料を乗せ、何度もコテを動かして平滑(へいかつ)な面を作り出しています。

「1年目の時と比べて、コテ板に乗せる材料の量や、コテへの力の入れ方が格段に上手くなりましたね!」と声をかけると、

「ありがとうございます!階段は特にカド出しが肝心なので、力加減とコテの角度に全神経を集中させています。先輩の『コテ返し』の技術を頭に焼き付けて、練習を繰り返した成果が出始めていると思います!」(M君)

彼が使っているコテには、モルタルがきれいに馴染み、もはや体の一部のように見えます。これは、道具の手入れを怠らず、毎日真剣に作業に取り組んでいる証拠です。


✨ 未来を創る左官職人の成長

入社わずか2年で、これほど難易度の高い作業に臆せず挑み、着実に技術を習得していくM君。彼の塗った階段は、これから建物を上り下りする人々の安心と安全を支える、大切な土台となります。

彼の確かな成長を間近で見ることができて、私たちも嬉しく思います!